おむつなし育児 『黄金期』と『いやいや期』
過去10年くらい開催していた布おむつの会で、
お母さんたちといろいろお話をする中で
いろいろな面白い言葉が生まれました。
『黄金期といやいや期』もそうです。
おむつなし育児を始めて、
皆さん夢中になって赤ちゃんをおまるに捧げます。
楽しんでやっているときですね。
するとね、だんだん、
全然おむつを使わなくてもいい時期がやってくるんです。
赤ちゃんとの息がぴったり合って、
おしっこやうんちを教えてくれたり、
サインが分からなくても、
こちらがタイミングを見てささげていたら、
おしっこをしてくれたり。
そういう時期を『黄金期』と呼んでました。
でもね、その黄金期は、その後永続しないのが
育児の思うようにいかないところで面白いところ。
『あの時代はまぼろしなの?!』って思てしまうような
『いやいや期』の到来です。
でもね、これを『後退』だと思わないでほしいのです。
これは『成長』なんですよね。
今までは、当たり前にやってきたことを
当たり前じゃないぞ、って思うようになってきたのだから。
お母さんからしたら、めちゃくちゃストレスですよね。
分かります。
NOと言われるストレスと、おむつを洗う労力が加わってね。
でもね、
やっぱりこれは、
『うれしい出来事』なんですよ。
そうは思えなくてもいいんです。
後退ではない、ということだけ知っててもらったら。
で、いやいや期になったらどうするか。
子どもたちの意思を尊重します。
『あ、いやなの?わかった。』
とさらっとやめます。
でも、お丸の誘ったり声掛けすることはやめません。
『おしっこしたくなったら教えてね。』
一声だけ『さらっと』かけておきます。
全然やってくれなくてもいいんです。
できないのではなく、やらないだけなんだから。
そういう時期があってもいいと思いませんか。
そして、おむつなしの感覚を忘れ去ってしまうことはありません。
多分思うに、
『お母さんのこだわり』
を子どもたちが感じられなくなったら、
すんなりまた、おむつなしを始めてくれるかもしれません。
何が何でも、を手放す機会にするのもいいですね。
とにもかくにも、
嫌がったら、速やかにやめる。
声掛けは、さらっと粘らずに。
もう修行ですよね。
はい。子育ては修行です。
でも同時に、
言葉にできない感動を得られる時期でもあります。
子どもたちがどんどん成長してくれる姿を見せてくれますからね。
この修行も、感動も、
無駄になることはありません。
そうですよ。
次に生かされるのは、
思春期。
店主は思春期子育ての真っ最中ですが、
なかなかですよ。
でもやはりここでも、
子どもたちの成長に、
毎日感動します。
そういう感動が見れるならば、
修行も悪くないよね。
そう思います。
黄金期といやいや期、
みなさんのお宅ではどんな風に展開しているか
教えてくださいね!
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